好奇心のない子どもに育ってしまう?やってはいけない3つのこと。
今日の記事は、うちの子どもは『好奇心がない』、『冒険心がない』、『何をしてあげても興味をもたない』、けれどどうして良いか分からない・・・そんな悩みを持つ方に向けて書いています。
興味や関心をもたないお子さんを見ていると、親としては『うちの子大丈夫かしら?』と心配になってしまうところです。
中には、自治体の乳幼児健診で保健師さんから『発達がゆっくりかもしれない』と言われてしまい不安になってしまった保護者の方もいるかもしれません。
こうなると、親としては他の子どもと比べてはいけないと分かっていても、同じくらいの年齢のお子さんと自分のお子さんを比較してしまいます。
そして、自分のお子さんが『発達がゆっくりでない理由』を必死で探してみたり、自分のお子さんが劣ってると分かると、今までは見過ごしていたことを急に子どもにやらせようとしてみたりします。
私も1歳の1人息子(長男あっくん)がいますので、『何とかできるようにさせてあげたい』『もっと好奇心をもってほしい』という気持ちはよく分かります。
けれど、ここで大切なことが1つあります。
それは、間違ったかかわり方をしていては、好奇心は育たないということです。
でも、大丈夫です。
今日の記事では、好奇心を伸ばすためにやってはいけないこと、そして好奇心を伸ばすための考え方をお伝えするからです。
この記事を読むと、
- お子さんの発達を伸ばすカギが好奇心にあること
- お子さんの好奇心を伸ばすためにやってはいけない3つのこと
- 好奇心を伸ばすために意識するたった1つのこと
この3つが分かります。
ちなみに、この『やってはいけいない3つのこと』を実践しはじめた私は、育児ストレスが軽減しました。
なぜなら、育児に関する考え方が変わったからです。
お子さんの好奇心を伸ばしたいと思うなら、子育てのイライラは減ります。(この話も解説付きでお伝えします。)
今日の記事は、お子さんの好奇心に悩むあなたに読んで頂きたくて書いたものです。
参考になる情報が沢山つまっていますので、少し長くはなりますが最後までお付き合いください。
お子さんの発達を伸ばすカギ『好奇心』
好奇心とは、そもそも何でしょうか?
好奇心とは、自分が物事に対して興味をもつ心のことで、人が生まれながらに持っているものです。
よく小さいお子さんが『何で?』『あれ何?』と聞いてきますが、それは自分が知らないから教えて欲しいという好奇心から出る言葉ということになります。
この好奇心とお子さんの発達にはどんな関係があるのでしょうか。
まずはお子さんの発達と好奇心の関係から見ていきましょう。
好奇心で脳の発達は変わる
ドイツにある神経変性疾患センターのゲルト・ケンベルマン研究主任の研究チームがこんな実験をしています。
その実験とは、遺伝的には全く同じであるマウス40匹を、滑り台や足場、植木鉢などが設置されているカゴの中に入れるというものです。
マウスにはマイクロチップを装着して、個々のマウスがどれくらい動き回るかを測定できるようにしています。それは、マウスの行動量がマウスの探求心と関係すると考えたからです。
つまり、この実験の考え方は、
- 40匹のマウスは遺伝的には全く同じなので、同じ環境で同じ刺激を受ければ全てのマウスが同じように成長するはずである。
- マウスの行動量が多いということは、探求心(好奇心)があるということ。行動量の多いマウスと少ないマウスの脳を比較すれば、探求心がいかに発達に影響するかを調べられる。
というものです。
そして、この実験の結果、探求行動の激しいマウスの方が消極的なマウスよりも脳が発達している(特に学習や記憶をつかさどる海馬という部分)ことが分かっています。
つまり、探求心(好奇心)は、脳の発達に影響することが分かったということです。
でも、この記事を読んでも、『これはマウスの話であって人間の話ではない』という方もいるかもしれません。
でも、好奇心が起こした奇跡の話があります。
クシュラの奇跡
このブログでも取り上げたことのあるクシュラの奇跡です。
生まれつき染色体に異常があり、様々な障害をもって生まれたクシュラさんが両親の絵本の読み聞かせをきっかけに、できることがどんどん増えていくお話です。
そして、最初は朝昼晩も分からない、何をしても反応を示さなかったクシュラさんが、常識を大きく超えて成長し、3歳8か月の検査では同年代のお子さんの知能を上回ってしまうという奇跡の物語(実話)でもあります。
このお話は、過去記事で取り上げていますのでリンクを貼っておきますね。
クシュラさんの成長を支えたのは、まぎれもなくクシュラさん自身の好奇心にあると考えられます。
この物語では、クシュラさんのご両親がクシュラさんに話しかけたり、口元におもちゃをあててみたりとクシュラさんに様々な刺激を与える様子が書かれています。
その中でも特にクシュラさんの反応が良かったのが絵本でした。
クシュラさんの興味が絵本にあると分かったクシュラさんのご両親は、クシュラさんに絵本の読み聞かせを続けようと決め、そして実行したのです。
つまり、このお話はクシュラさんが絵本に興味を持ち、そしてクシュラさんのご両親がクシュラさんの興味を持つ『絵本の読み聞かせ』を続けてたことで起こった奇跡の物語なんです。
もちろん、この話はクシュラさんのご両親の愛情を差し置いては語れません。
ですが、クシュラさんが絵本に全く興味をもたなかったとしたら、この奇跡は起こらなかったのも事実ではないでしょうか。
好奇心を伸ばすためにやってはいけない3つのこと
好奇心のカギ『ドーパミン』
いきなりドーパミンの話が出てきたので、『ん?何で(。´・ω・)?』 と思った方もいるかもしれません。
ですが、『好奇心を伸ばすためにやってはいけない3つのこと』という話を理解するには、ドーパミンの存在が欠かせません。
結論から申し上げれば、このドーパミンこそがお子さんの好奇心を伸ばすカギということになります。
ドーパミンは、楽しい出来事や嬉しい出来事があると脳内で分泌されるホルモンで、『幸せホルモン』の1つに数えらえています。
ここで、ちょっとだけ実験してみましょう。
今から10秒間、親に褒められた、小学校に入学した、テストで良い点が取れたなど、何でも良いので嬉しい体験をしたときの自分を思い出してみてください。
気持ちが高ぶったり、顔がニヤけてきたりしませんか。
実は今この瞬間、あなたの脳内ではドーパミンが分泌されています。
なぜなら、嬉しい気持ちはドーパミンが作っているからです。
つまり、ドーパミンが分泌されないと、幸せを感じないことになりますので、嬉しい出来事を思い出しても、嬉しい気持ちにはなりません。
ちなみに私は、小学校に入学したときのころを思い出していました。
始めてランドセルを背負って学校に行った時のワクワク感、学校に向かうだけなのに急に自分が大きくなったような嬉しい気持ち・・・あの時は良かったなぁ(*´▽`*)
と、しみじみと昔を懐かしんでおりましたが、それと同時にある気持ちが湧いてきました。
その気持ちとは、『あの時のような幸せな体験をもう一度したい』というものです。
もちろん、私が小学校に再入学することはできませんし、同じ経験はできないことは分かっています。
けれど、幸せな体験をもう一回したいという気持ちは私に限らず、誰にでもあるものだと思います。
そして、それは『親に褒められたから、また褒められるように頑張ろう』と思うことや、『テストで良い点を取ると嬉しくなってまたテストで良い点を取りたくなる』と思うことと同じです。
挑戦してクリアできたら嬉しいことが待っている、だから挑戦しようというこの前向きな気持ちは、実はドーパミンが関係しています。
ここで、先ほどのマウスの話に戻って考えてみます。
探求行動の激しいマウスの方が、消極的なマウスよりも脳が発達しているというお話です。
今回考えていただきたいのは、探求心の激しいマウスの脳には、果たして何が起こっていたのかという点です。
探求心の激しいマウスは、そうでないマウスと比べると多くの体験を積むことが考えられます。つまり、体験の数が多い分、成功体験も多く積むことができるというわけです。
成功体験を積むとドーパミンが分泌されます。つまり、マウスは嬉しい気持ちになります。
では、嬉しい気持ちになったマウスが次にとる行動はどんな行動でしょうか。
それは、テストで良い点をとった時と同じです。もう一回成功したい、成功することは嬉しいことだという気持ちから、再び『挑戦する』という行動をとると考えられます。
つまり、ドーパミンが分泌されると、挑戦する気持ちが湧いてくるのです。
挑戦する気持ちとは、すなわち『好奇心』です。
結論を言います。
お子さんの好奇心を育てようと考えたときには、『お子さんの脳内にドーパミンをいかに分泌させるかにかかっている』ということです。
では、反対にドーパミンの分泌を阻害することとはどんなことでしょうか。
ドーパミンが分泌されないということは、幸せを感じることができない、好奇心が育たないということになります。
このような要因は取り除いてしまいたいですよね。
実は、それが今日のテーマであるやってはいけない3つのことなんです。
やってはいけない3つのこと
お子さんの好奇心を育てるためにやってはいけないことは、次の3つです。
- 綺麗すぎる環境にお子さんを置くこと
- 子どものいたずら全部を止めること
- 子どもに何でも教えてあげること
この3つを見て、『なんとなく分かる』という方も『本当に?』と思った方もいるかもしれません。
でも、この3つはとても大切です。
そして、この3つを意識するだけで、子育てのストレスも軽減します。
そのあたりも含めて、詳しく説明していきますね。
ダメ1:綺麗すぎる環境にお子さんを置いてはいけない
部屋を片付けて事故が起こらないようにすることは大切なことです。
ですが、片付けすぎた部屋ではお子さんが『あれ何?』と思う機会を減らすことになってしまいます。
例えば、タオルが床に置いてあったとすると、タオルを見たお子さんはそれを手に取りいたずらを始めます。
この時がまさに好奇心が発揮されているときです。
逆に、タオルが床に置いていない部屋では、お子さんがタオルを手に取る機会がなくなります。ドーパミンが分泌される機会が無くなってしまうのです。
つまり、例えば生活感の無いくらいに綺麗な部屋にお子さんを置いてしまうと、お子さんの安全は守られますが、反対に好奇心が芽生える機会を失ってしまうということです。
綺麗すぎなくて良いと意識すると、お子さんの好奇心が伸びる他にもう一つ良いことがあります。
それは、綺麗好きな方以外はストレスが軽減するということです。
家の中は必ずしも綺麗にしておくことが良いことではないと思えるからです。
少し掃除に手が抜ける・・・そう思えるだけでもストレスは軽減されます。
ダメ2:子どものいたずらを全部止めてはいけない
お子さんのいたずらを『ダメ』の一言で全部止めてしまうと、好奇心は育たなくなります。
いたずらは、お子さんの『やってみたい』という気持ちが行動に現れたものだからです。
つまり、いたずらを止めるということは、せっかく芽生えたお子さんの好奇心を摘んでしまうことになるので、ドーパミンは分泌されにくくなってしまいます。
もちろんやらせて良いいたずらに限度はありますし、危険なものはすぐにでも止めなければいけません。
ですが、そうでなければ、いたずらを続けさせてあげることが大切です。
そして、ある程度いたずらを許容しようと思うと、親にも良いことがあります。
いたずらが終わるまで片付けなくて良い、いたずらを止めなくても良いと思えるので、子育てストレスが軽減します。
たかパパ家では、長男あっくん(1歳)がティッシュペーパーを箱からどんどん出しているので、それを見ていてずっとイライラしていました。
ティッシュペーパーを取り上げれば、もちろんあっくんは泣きますので、イライラは倍になります。
そこで、あっくんの好奇心を伸ばすために『最後に片付ければ良い』と割り切って、思い切ってあっくんが飽きるまでティッシュペーパー遊びを止めないことにしてみたんです。
すると、いたずらを途中で止めなくても良いと思えたことで気持ちは楽になりましたし、何よりあっくんが泣くことがありませんのでイライラする回数は確実に減りました。
そして、嬉しい副産物も生まれました。ティッシュペーパーで遊び終わった後、『遊び終わったら無い無いしようね』と、あっくんに見せながらティッシュペーパーを箱に戻す作業をしていたら、あっくんも一緒にティッシュペーパーを箱の中に戻してくれるようになったんです。
もちろん、あっくんが箱に戻すティッシュはグチャグチャですが、それでも片付けるということを覚えたあっくんに感動してしまいました。
イライラが減って笑顔が増える、これが実際にあった、たかパパ家でのいたずらを止めない効果です。
ダメ3:子どもに何でも教えてあげてはいけない
お子さんから『あれ何?』と聞かれたことに対して、大人が答えを言ってしまうことがあります。
答えを教えてあげること自体は悪いことではありませんが、お子さんの好奇心を育てるということを考えたときには必ずしも良いことだとは言えません。
なぜなら、お子さんが考えたり、調べたりする機会を失ってしまうからです。
答えを教えてもらえると知ったお子さんは、探求心が育たなくなります。その結果、自分で調べたり、考えたりする機会がなくなり、自分で解決する喜びを経験できなくなってしまいます。
自分で解決する喜びを経験できないということは、ドーパミンの分泌される機会が無くなっているということです。
ですので、『あれ何?』と聞かれた時は、『何だと思う?』と聞き返すとか『一緒に調べてみよう』と伝えるなど、お子さんが自分で考えたり、調べたりする機会を与えてあげることがとても大切です。
こう考えると、何でも親が答えなくて良いというように思う事ができます。
そして、自分が知らなかったことをお子さんと一緒に調べて理解した場合、幸せホルモンであるドーパミンが脳内に分泌されて、お子さんだけでなく親であるあなたも嬉しい気持ちになることができます。
好奇心を伸ばすために意識するたった1つのこと
好奇心を伸ばす方法は、私が取り上げなくても他の方が取り上げています。
インターネット検索で、『子ども 好奇心』と検索すればいくらでも出てきます。
ですので、私からは好奇心を伸ばすために意識してもらいたいことを1つだけお伝えします。
その1つのこととは、お子さんの立場で物事を考えてから判断するというものです。
これだけだと、何を言っているのかよく分かりませんよね。
具体的に説明していきます・・・と、その前に次の3つの質問に答えてみてください。
質問1:何もない部屋に住んでいるあなた
あなたは一切の物がない部屋に住んでいます。その部屋にいれば、お腹はすくことも無く体はずっと健康でいることができます。ただ、その部屋には窓が無く、外出することは禁止されています。
さて、あなたはどんな気持ちになりますか。
質問2:やりたい仕事を否定されたあなた
あなたが『やりたい』と思っている仕事を周りに公言したとします。ところが、周りの反応は『やめなさい』というものばかりで、誰も応援してくれる様子がありません。
さて、あなたはどんな気持ちになりますか。
質問3:何でも教えてくれる上司
仕事のやり方を1~10まで全部教えてくれる上司がいたとします。仕事のやり方は決められていて、あなたが創意工夫をする余地は一切ありません。
さて、あなたは仕事をしていて楽しいですか。
お子さんの立場で物事を考える
大人と子どもの共通点
いかがでしょうか。
3つの質問とも、嫌な気持ちになったり、楽しくないと思った方の方が多いのではないかと思います。
実は、この3つの質問には仕掛けがありました。
どういうことなのか説明します。
まず、この3つの質問で本当に聞きたかったことは、こういう場面に遭遇したとき、どんな気持ちになるのかということではなく、
こういう場面で『好奇心は湧いてくるのか』ということでした。
具体的に言うと、
質問1では、刺激のない環境で好奇心は湧いてくるのか
質問2では、駄目と言われる環境で好奇心は湧いてくるのか
質問3では、自分で考える余地のない環境で好奇心は湧いてくるのか
ということを聞きたかったわけです。
そして、質問1~質問3の環境では嫌な気持ちになったり、楽しくないという気持ちになることはあっても、『好奇心は湧いてこない』ということが体験的に理解できたのではないかと思います。
これを踏まえた上で、先ほどお伝えした『お子さんの好奇心を伸ばすためにやってはいけない3つのこと』と3つの質問を並べて比較してみます。
- 綺麗すぎる環境にお子さんを置くこと=質問1:何もない部屋に住んでいるあなた
- 子どものいたずら全部を止めること=質問2:やりたい仕事を否定されたあなた
- 何でも教えてあげること=質問3:何でも教えてくれる上司
どうでしょうか。状況がとても似ていることに気づかれたのではないでしょうか。
そして、子どもでも大人でも『好奇心が湧かない』状況は同じだということがお分かり頂けたのではないでしょうか。
ここで結論を言います。
好奇心が湧いてくる状況というのは大人も子どもも本質的な部分では同じです。
つまり、大人であっても子どもであっても褒められたら嬉しい、叱られれば悲しい、失敗すれば落ち込むという気持ちになるのと同じです。
叱られて喜ぶ子どもはいませんし、失敗して有頂天になる大人もいません。
大人も子どもも本質的な部分では変わらないということです。
お子さんの立場で物事を考える
大人と子どもが本質的な部分で同じであるなら、子どもの目線で物事を考えることを意識するだけで、自然とお子さんの好奇心を伸ばすかかわり方ができるようになります。
大人が子どもの立場になって物事を考えたときに、楽しいとか嬉しいと感じるようにかかわってあげれば良いということです。
うちの長男あっくん(1歳)のティッシュペーパー遊びの例で考えてみましょう。
親目線であっくんのティッシュペーパー遊びを見ると、使っていないティッシュペーパーが無駄になってしまうので、『やめなさい』という言葉をかけることになります。
でも、そんな声掛けをしてしまっては、あっくんの好奇心の芽を摘んでしまうことになります。
ところが、大人と子どもは本質的には同じだということを知っていると、目線の位置を大人としての自分の目線からあっくんの目線に代えることができます。
そして、それをすることで、あっくんは取っても取っても出てくるティッシュペーパーが楽しくて、ティッシュペーパー遊びをしていることに気づくことができるのです。
そうすると『あっくんは楽しくてティッシュペーパー遊びをしているはずだ。つまり、今あっくんには好奇心が芽生えているということになる。ここは、あっくんの好奇心を伸ばすために、遊びを止めない方が良いのではないか』というように考えることができるようになります。
ここで初めて、あっくんのティッシュペーパー遊びを容認するという選択肢がでてきます。
そして、ティッシュペーパー遊びを容認することができれば、ティッシュペーパー遊びを続けることのできたあっくんは好奇心を伸ばすことができるというわけです。
このように、お子さんの目線で物事を考えるだけで、お子さんの好奇心を伸ばすかかわりができるようになります。
お子さんの好奇心を伸ばしたいと思うなら、お子さんの立場で物事を考えてから判断するという意味、お分かり頂けたでしょうか。
まとめ
今日の記事をまとめます。
お子さんの成長を促すためには好奇心が欠かせません。
好奇心のあるお子さんの脳は発達しやすく、時には常識を超えてしまうくらい大きく力をつけることができることが分かっているからです。
好奇心を育てるカギはドーパミンという脳内に分泌される幸せホルモンをいかに分泌させるかということにあります。
そして、このドーパミンを分泌させるためにやってはいけない3つのことは、綺麗すぎる環境にお子さんを置くこと、子どものいたずら全部を止めること、子どもに何でも教えてあげることです。
これを意識すると子育てストレスも減少するというメリットもあります。
そして、好奇心を伸ばしたいと思うなら、お子さんの立場になって物事を考えて判断することが大切だということです。
いかがでしたか。
好奇心は、子どものやる気や考える力の土台になるもので、それは人が生きていくためには欠かせないものです。
大切なことは親の気持ちを一方的に子どもに押しつけないことです。
大人だって他人から指摘されたり、一方的に命令されることを嫌います。
自分も嫌なことは他人にとっても嫌なこと、大人が嫌なことは子どもにとっても嫌なことなんです。
今日から、子どもの立場になって考える癖をつけてみませんか?
それができれば、あなたのお子さんの可能性はきっと広がります。
長文をご覧いただき、ありがとうございました。