「好きなこと」が子どもの学習意欲を高める!?東大脳研究会が明らかにした子育て方法論(∩´∀`)∩
うちの子、全然勉強しないのよ!(; ・`д・´)
うちなんて、子ども机が物置になってるわよ(。-`ω-)
子どものやる気スイッチっていうのは、どこにあるのかねぇ(*´Д`)
・・・
ハイ、どうも!たかパパです!(∩´∀`)∩
いくら言っても勉強しない・・・これは親の悩みとして多いのではないでしょうか。
過去にベネッセが実施した調査で、小学生に『勉強しなさい』と声をかけている母親は平均で8割以上という結果もでているようですしね(;一_一)
そんなわけで、今日は、お子さんの学習意欲を高めるためには、どうすれば良いかをお伝えしていきます。
早速、行ってみましょう!
学習意欲を高める方法
心理的リアクタンス
本来、人は自分のことは自分で決めたいという欲求を持っています。
ところが、それを奪われてしまったり、強制されたりすると、それがどんなに自分にとってメリットのある話であっても、無意識的に反発的な行動をとってしまいます。
これを心理的リアクタンスと言います。
親に『勉強しなさい』と言われるとやる気が無くなるというのは、まさに心理的リアクタンスが働いている状態です。
学習意欲を高める方法
では、『勉強しろ』と言っても勉強しないお子さんを机に向かわせるためには、どうしたら良いのでしょうか。
勉強しろと言って勉強しないのであれば、勉強しろと言わなくても勉強するようにしてあげるしかない・・・ということになります。
言ってることは分かるケド、そんな方法あるの(; ・`д・´)?
そう思った方、1つ試す価値のある方法があります。
それは、動機づけです。
例えば、こんな感じです。
たかパパ「あっくんは将来何になりたいの?」
あっくん「将来は、小説家になりたい。」
たかパパ「小説家になるってことは、知識がいっぱいないと面白い小説書けないよね」
あっくん「そうなの?」
たかパパ「考えてごらん。知識が全くない小説家と、知識がいっぱいある小説家、どっちが面白い小説を書けると思う。」
あっくん「知識がいっぱいある小説家かな」
たかパパ「そうだよね。知識が無くても小説家にはなれるかもしれないけど、面白い小説を書こうと思ったら、やっぱり知識があった方が良いんだよ」
あっくん「そっか」
たかパパ「そうそう。じゃあ、面白い小説を書くためにはどうしたら良い?」
あっくん「勉強すればいいと思う!」
・・・いかがですか?
この会話によって、あっくんは、少なくともたかパパと会話する前と比べて『勉強しよう』という意欲が高まったのではないかと考えられます。
このように、お子さんの将来の夢や目標と、学習することを紐づけて話をすることで、動機づけをしていくことが可能です。
学習意欲を高いお子さんを育てる
隣の子どもはどうやって東大に行ったのか
ここまで、学習意欲が無いお子さんをどうやって机に向かわせるかという話をしてきました。
でも、そもそもですが、最初から『勉強することが好き』なお子さんを育てれば良いという話もあります。
ここで登場するのが『東大脳研究会』です。
東大生を生み出す家庭の秘密を書いた著書『隣の子どもはどうやって東大に行ったのか』に、その秘密が書かれていました。
それが、今日のブログのタイトルにもある「好きなこと」が学習意欲を高めるというお話です。
「好きなこと」から学習プロセスを学ぶ
この本では、子どもが恐竜に夢中になっている場合を一つの例に挙げています。
内容を抜粋すると、こんな感じです。
『たとえばわが子が恐竜に夢中なら、恐竜がたくさん載っている図鑑や模型のおもちゃを用意してはどうでしょう。(中略)
数ある恐竜をどのように分類するのか。それぞれの恐竜はどこが異なり、どこが同じか。特徴を調べるにはどうしたらいいか。集めた資料はどう整理しておけばよいか。
そのように「好きなこと」「好きなもの」を掘り下げていくプロセス、知識を増やしてくプロセス、これはまさに学習プロセスそのものです』
私も経験があるのですが、好きなことや興味のある事は、とことん調べるし、調べて分かれば嬉しくなります。
こういった経験が、将来お子さんの関心が勉強に向いたとき大きな差になってくるというわけです。
例えば、
先ほど、学習意欲を高める方法として、たかパパがあっくんに動機づけをする具体例をお届けいたしましたが、もし、この時のあっくんが過去に「好きなこと」をとことん調べる経験をしていたらどうでしょう。
「好きなこと」をとことん経験していない場合と比べて、学習の質が上がると思いませんか?
少なくとも「分かれば嬉しい」という経験を積んでいるので、分からないところがあったら「調べよう」とすると思いませんか?
これが、「好きなこと」が学習意欲を高めるという効果です。
まとめ
著書『隣の子どもはどうやって東大に行ったのか』には、もう一つ大切なことが書かれています。
それは、親と子どもが同じビジョンを持つということです。
今回のたかパパとあっくんの会話で言うなら、『小説家を目指して頑張ろう』という思いを共有することが、それにあたります。
これはコーチングなどの指導の現場でも重要視されており、これが無いと『どんなすばらしい指導であっても相手に変化をもたらすことができない』と本書には書かれています。
私が思う『やる気スイッチ』は、この『ビジョン』です。
子どもの夢をかなえるためには、子どものを夢を一緒に見てあげること、
子どもが夢を諦めそうになったら、背中を押してあげること、
もし、あっくんが『もう無理。やめよう』
と言ったら、
『本当にそれでいいの?パパには、あっくんが少しずつ目標に近づいているのが見えてるよ。大丈夫だよ。』と伝えてあげること。
そんなことが大切なんじゃないかなぁと思います(*^^)